薬剤師である私が失敗してしまったこと。その6。おばあちゃん編。

結局今回も失敗シリーズ・・。
もう少し薬のことを書きたいんですけど・・、今回はいつも以上に薬は関係ないような・・。


74歳女性、整形外科。

Rp1 カロナール(200)   4T
    1日2回朝夕食後    14日分

Rp2 モーラステープ(20) 28枚
    1日1回
    両膝:1回2枚(14日分)

ー患者さんの状態ー
いつも循環器科の薬をうちの薬局でもらっている患者さん。
整形外科の受診は今回初めての様。
湿布の部位を見る限り、膝の痛みで受診されたのかな?
この方は声が小さくて聞き取りには苦戦することが多い・・。
併用薬はシグマート、アダラートCR、ミカルディス。

後輩薬剤師
「今の返事はヤバくないですか?」

後輩薬剤師から私に厳しい突っ込みが!!

まぁ、これは激しく突っ込まれても仕方ないなって思いますね・・。
さてさて、どうしてこんな展開になったのか順にお話ししていきます。


「山田幸枝(仮名)さーん。」

「こんにちは、お待たせしました。」

「今日は整形外科でしたね。湿布を膝に貼るよう指示がありましたが、膝の痛みですか?」

山田さん
そうなん・・、レント・・そんなに・・、・・・。」

ほうほう。
まぁ、声が小さいと言っても整形で湿布の部位が膝とここまでわかっていれば聞き取りも順調。

どうやら、数日前から左膝が痛くなったが、それをかばっていたせいか右膝まで痛くなった様。
レントゲンをとってもらったが、それほどひどくはなく湿布と痛み止めで様子見ることになったとのこと。

おぉ!!完璧!!

ふぅぅぅ。

山田さん
さいき・・、むすこ・・、・・・。

んん??
急に雑談に入ってしまいましたね・・。
息子さんの話しかな??


「えっ??」

山田さん
最近・・、むすこ・・、・・・。

全然聞き取れん・・。
流石に「えっ?」と聞き返せるのも一度まで。
うーん・・。


「へぇ、そうなんですね。」

まぁ、ほとんど聞こえてないけど、息子さんはこうなんだよ的な話しですね。

 ・
 ・
 ・

山田さん
・・・、・・・。

相変わらず、聞き取れない・・。
だんだんと私も諦めモード・・。


「そうですよねぇ。」

と言ったところで、山田さんが投薬口から離れていきました。


「お大事にどうぞ。」

まぁ、雑談が聞き取れないのは仕方ない。
肝心な整形での話しはわかったし問題ない。

すると隣にいた後輩薬剤師から、
「今の返事はヤバくないですか?」

と。


「今の話し聞き取れたの?」

後輩薬剤師
「最後だけ・・、

私なんて死んだ方がいいよね

的なこと言ってましたよ。」



「マジ!?」

「俺、そうですねって答えちゃってたよね・・。」

こりゃまずい!!

最低!!

幸い、家族の方が車で迎えに来るのをお待ちになっていたようで薬局の待合室に座っています。
ただ、何てフォローしようか・・。
ここは正直にいくしかないよね。


「山田さん、私さっき聞こえてないところもあって感じの悪い返事してなかったですか?」

 ・
 ・
 ・

そこからはスペシャル集中モードで話しを聞いてもう少し雑談を・・。
何とかうまくフォローできました。

雑談であっても適当に返事してはいけませんね。
とても反省した一日でした。
ただ、一日中スペシャル集中モードは無理ですが・・。

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